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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
フットペグの取り外し
ここで説明する取り外し作業は、左右どちらのフットペグについても同じです。
右フットペグを取り外すには、ナット (B) に対するスクリュー (A) を緩めて外し、リアブレーキタンク (C) を取り外します。
左フットペグプレートを取り外すには、まずギアチェンジをエンジンに固定しているスクリュー (D) を緩めて外します。 ただし、ギアチェンジはプレートに接続したままにします。
プレート上部をスイングアームに固定しているスクリュー (3) を緩めて外します。
プレートとフレームの間にあるワッシャー(17)も回収します。
下部をエンジンケースに固定しているスクリュー(11)および(18)を緩めて外し、左フットペグマウントプレート(15)の2 つのワッシャー(2)も回収します。
2 つのスクリュー (F) を緩めて外し、ブレーキシリンダー (E) を取り外します。 ブレーキシリンダー (E) をロッド (G) から抜き取ります。
主要配線からリアブレーキセンサー (H) を取り外します。
右側フットペグのマウントプレート一式 (8) を取り外します。
フットペグマウント (8) から右側リアフットレスト (13) を取り外すには、サークリップ(5)を外し、ピン(4)を抜き取って、フットレスト(13)、プレート(10)、ボール(9)およびスプリング(12)を外します。
 
フットペグマウント (8) から右側フロントフットペグ (7) を取り外すには、サークリップ(5)を外し、ピン(4)を抜き取って、フットペグ(7)およびスプリング(6)を外します。
 
左側のフットペグにも同様の作業を行います。
参考
フットペグの取り外しは、フットペグマウントプレートを車両に取り付けたままでも行うことができます。
フットペグの取り付け
ここで説明する取り付け作業は、左右どちらのフットペグマウントについても同じです。
右側フロントフットペグ (7) は、フットペグの間にスプリング (6) を挟み込んでから、フットペグをマウントプレートに取り付けます。このとき、スプリングのまっすぐな先端 をマウントプレートの穴に挿入してください。
フロントフットペグ(7)を所定の位置に配置します。
適量のグリースを塗布したピン (4) を上から挿入し、反対側からサークリップ (5) で固定します。
スプリング (12)、プレート (10)、ボール (9)、そして右リアフットレスト(13) を右側フットレストマウントプレート (8) に取り付けます。
参考
穴つきプレート(10)は、穴の円錐部(L)をリアフットレストに向けて取り付けます。
 
適量のグリースを塗布したピン (4) を上から挿入し、反対側からサークリップ (5) で固定します。
フットレストマウントプレートに取り付けられている耐震ラバー (1) が完全な状態かどうか確認してください。
交換した場合は、図に示されているような向きで取り付けてください。
スクリュー(11)(18)取り付け位置(N)に潤滑剤を塗布します。
フレームとエンジンクランクケースのネジ部のある穴に合わせて取り付けてください。
重要
左側フットレストマウントプレート (15) の取り付け作業を行っている場合は、エンジン上のワッシャー (2) に合わせて取り付けてください。
スクリュー(F)を23Nm±10%のトルクで締め、ブレーキシリンダー(E)を取り付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。 主要配線のリアブレーキセンサー(H)をプレート(8)上に配置し、銅製ワッシャー(M)を挿入します。
リアブレーキロッドをリアブレーキシリンダー(G)に挿入します。
スクリュー(3)でフットレストマウントプレート(8)および(15)をスイングアームに固定します。このときスクリューには充分に潤滑剤を塗布し、ワッシャー(17)も取り付けます。またスクリュー(11)および(18)でエンジンにも固定します。 スクリュー(3)を55Nm±5%、スクリュー(11)および(18)は36Nm±10%のトルクで図示の順に締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。
ギアチェンジコントロールユニットをエンジンブロックに固定するには、スクリュー(D)にネジロック剤を塗布し、10Nm±10%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。
リアブレーキタンク(C)を配置し、スクリュー(A)を2Nm±10%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。
 
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