フレームの寸法について必要な点検を行うには、フレーム上に取り付けられているすべての部品を取り外す必要があります。取り外し手順については、それぞれのセクションを参照してください。

遊び調整用アジャスター(4) とリングナット (5) のネジ部にグリースを塗布します。このときアジャスター (4) の平面部 (B) にグリースが付着しないように注意してください。

0.5Nm±10%のトルクで次の部分を締め付けます(セクション 3-3、フレーム締め付けトルク)：フレームのスレッドつきブッシュ上にあるリングナット(5)つき遊び調整スクリュー(4)を外側から、内側が約2 mmでるまで。

ピン(13)を抵抗させ、ナット(3)を60Nm±5%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。

専用スクリュー(6)を外し、遊び調整用アジャスター(4)を0.5Nm±10%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。

リングナット(5)に専用レンチ(部品番号：88713.3166)を取り付け、その上にトルクレンチを取り付けます。

遊び調整用アジャスター(4)を固定したまま、リングナット(5)を100Nm±5%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。

専用スクリュー(6)のスレッドとヘッド部を潤滑し、フレームに取り付け、60Nm±5%のトルクで締め付ます(セクション
3-3、フレーム締め付けトルク)。

サブフレームの電子部品の接続を全て切り離し、(セクション6-1、車両の配線の取り回し)、サイレンサーを取り外します
(セクション8-8、エキゾーストシステムの取り外し)。

前述の"フレームの取り外し"の記述に従い、フレームを取り外します。

エキゾーストバルブ(B)モーターのケーブル(A)をセクション8-8、エキゾーストシステムの取り外しの記載に従って取り外します。

破損が著しいフレームは、修理するのではなく交換してください。 フレームに手を加えると、危険な状況の原因となる可能性があります。 また、製造メーカーの責任および製品の一般的安全性に関するEU規定に違反することになります。

次の順で、スクリュー(9)を規定トルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)： 1-2-3-4

エキゾーストバルブ(B)モーターのケーブル(A)をセクション8-8、エキゾーストシステムの取り付けの記載に従って接続します。

ブラケット (15) には、ラバードリフト (B)、耐震ラバー (17)、およびスペーサー (16) が取り付けられていることを確認してください。

左側だけにあるナット(11)を抵抗させてスクリュー(12)を22Nm±10%のトルクで次の順に締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)： 5-6-7-8

エンジンブロック上にリアサブフレームを取り付けます(セクション9-1、エンジンの取り付け)。

サブフレームの全ての電子部品を接続しし、(セクション6-1、車両の配線の取り回し)、サイレンサーを取り付けます(セクション8-8、エキゾーストシステムの取り外し)。

ピン(13)を抵抗させ、ナット(3)を60Nm±5%のトルクで締め付けます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。