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フォニックホイールセンサーエアギャップの調整
(フロントおよびリア)メンテナンスでは以下の作業を行います:
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部品を取りつけた後、スピードセンサーとフォニックホイール間のエアギャップを点検する必要があります。
このためにフィラーゲージ(A)を使用してエアギャップを点検します。 ホイールの90°ごとの4箇所でエアギャップを測定します。
測定されたギャップの最小値と最大値の差が0.40 mm以上の場合はフォニックホイールを交換する必要があります。
測定されたギャップが0.40 mm以下の場合、フォニックホイール(3)または(4)を適切な調整シム(B)で調整します。
フォニックホイールの清掃
両フォニックホイール(1)(2)がキレイな状態であるかを点検する事はとても重要です。
汚れている場合は: 布または金属製のはけを使って残った汚れ部分を丁寧に取り払います。 溶剤、研磨剤の使用は避け、フォニックホイール(1)または(2)に直接エアまたはウォッシュジェットを掛けないで下さい。
ABS油圧システムのフルード抜き取り
ブレーキコントロールが柔らかい場合、システム内の気泡によるものですので、セクション4-3、ブレーキオイルの交換で示されている通常の抜き取り作業を行います。
ブレーキシリンダーで抜き取り作業を行う前に、(セクション4-3、ブレーキオイルの補充)に記載されているように該当するキャリパーのピストンを後ろに引き、ABSコントロールユニット近辺にあるエアをシリンダー側に移動させます。
抜き取り作業はキャリパーおよびブレーキシリンダー部にある適切なコネクター(1)を使用して行います。
重要
ABSコントロールユニットにホースコネクターを固定している専用スクリューは、コントロールユニットの交換時以外は緩めないで下さい。
重要
ABS油圧コントロールユニットの交換時は、コントロールユニットはフルードで充填されているセカンダリー回路とセットで供給されます。 このことからコントロールユニットは通常のシステムのように取り付けた後にシステムを充填、抜き取る必要があります。
 
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