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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、 本文の脇の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
フロントフォニックホイールセンサーの交換
フロントABSセンサー(2)コネクター(A)を主要配線から切り離します。
フロントABSセンサーケーブル(2)の位置決めタイを全て開きます。 セクション7-6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回しの表を参照して下さい。
フロントマッドガードを取り外し(セクション 5 - 4、フロントマッドガードの取り外し)、スピードセンサーサポート(4)のブラケットを取り外します: ブラケットは2本の(左側)フロントマッドガード固定スクリュー(B)で固定されています。
固定スクリュー(1)をゆるめ、フロントABSセンサー(2)を調整済みシール(3)と共に取り外します。
 
取り付け作業を行う前にフロントABSセンサー(2)とサポート(4)ブラケット上のベースの接触面に損傷がなく、汚れていないかを点検します。
ブラケット(4)に新しいフロントABSセンサー(2)を取り付けます。
フロントABSセンサー(2)とフロントフォニックホイール(C)間のエアギャップをセクション7-7、フォニックホイールセンサーエアギャップの調整のように点検します。
スクリュー(1)を7Nm±10%のトルクで締め付け(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)、センサーでブラケット(4)をフォークレッグ固定し、フロントマッドガードを取り付けます(セクション 5 - 4、フロントマッドガードの取り付け)。
主要配線にコネクター(A)を接続します。
フロントABSセンサーケーブル(2)の位置決めタイを全て元の位置に戻します。 次のセクションの表を参照して下さい:セクション 7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
 
リアフォニックホイールセンサーの交換
右フットペグマウントプレートを取り外します(セクション 7 - 15、フットペグの取り外し)。
リアABSセンサー(5)コネクター(D)を主要配線から切り離します。
リアABSセンサーケーブル(5)の位置決めタイを全て開きます。 次のセクションの表を参照して下さい:セクション 7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
リアABSセンサー(5)をリアキャリパーマウントプレート(7)上のベースから外し、固定スクリュー(1)をゆるめ、調整済みシール(3)を回収します。
新しいリアABSセンサー(5)とリアフォニックホイール(E)間のエアギャップをセクション7-7、フォニックホイールセンサーエアギャップの調整のように点検します。
スクリュー(1)を規定トルクで締め付け(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)、キャリパーマウントプレートにセンサーを固定します。
主要配線にコネクター(D)を接続します。
リアABSセンサーケーブル(5)の位置決めタイを全て元の位置に戻します。 次のセクションの表を参照して下さい:セクション 7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
右フットペグマウントプレートを取り付けます(セクション 7 - 15、フットペグの取り付け)。
 
ABSコントロールユニットの取り外し
ホースをシリンダーおよびキャリパーから外し、フルードを抜き取ります(セクション4-3、ブレーキオイルの抜き取り)。
ABSコントロールユニット(6)にホース(10)(9)(8)(7)を固定している4本の専用スクリュー(20)をゆるめ、シール(11)を外します。
警告
シール(11)は取り外すたびに、新しいシール(11)と交換します。
コネクター(F)をABSコントロールユニット(6)から切り離します。
ABSコントロールユニット(6)を取り外します。
重要
ABSコントロールユニットは開いてはいけません: 機能に問題がある場合は交換作業を行います。
参考
1本または複数のホースを交換する必要がある場合は、"ケーブル/フレキシブルホースの取り回し"の記載に従い、車両内でのホースの取りまわしを確認して下さい。
 
ABSコントロールユニットの取り付け
システムを取り付けるときは、ホース(7)(8)(9)および(10)のコネクターの向きに注意してください。
警告
ホースを正しい位置に取り付けないと、ブレーキシステムの機能に支障をきたしたり、車両の可動パーツに接触したりする恐れがあります。
図のとおりの向きで取り付けてください。
 
取り付け作業は、取り外し作業と逆の手順で行います。
新しいシール(11)を使用し、スクリュー(23)を23Nm±10%のトルクで締め付ます(セクション3-3、フレーム締め付けトルク)。
システムの補充に関しては、ホースが接続されているシリンダーまたはキャリパーのフルードの交換作業に関する記載に従ってください(セクション4-3、ブレーキオイルの補充)。
重要
ABS油圧コントロールユニットの交換時は、コントロールユニットはフルードで充填されているセカンダリー回路とセットで供給されます。 このことからコントロールユニットは通常のシステムのように取り付けた後にシステムを充填、抜き取る必要があります。
 
 
ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
ABSシステムのすべての配線の取り回しは、最小の寸法になるよう最適化されています。
また、車両使用中、ケーブルに損傷や機能異常をもたらすような部品と接触しないように設計されています。
 
 A
 B
 C
 
 
 D
 E
 F
 
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