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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
インテークマニホールドの取り外し
主要配線にコントロールユニットを接続しているコネクターの切り離し
スターターコンタクター/スターターコンタクターケーブルの取り外し
参考
エンジンを車体に搭載したままでも、この作業は可能です。 説明をわかりやすくするために、図中のヘッドはエンジンから取り外されています。
 
インテークマニホールドをバーチカルヘッドおよびホリゾンタルヘッドに固定しているナット (14) を緩め、スタッドボルト (13) から外します。
インテークマニホールド (17) を取り外します。
必要に応じて、スタッドボルト(12)および(13)をヘッドから外します。
インテークマニホールドの取り付け
スタッドボルト(12)(13)に規定ネジロック剤を塗布し、ヘッド上に取り付け、15Nm(最小13Nm - 最大17Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
インテークマニホールド (17) を取り付け、ナット (14) で固定します。
ナット(14)を23 Nmのトルク(最小20 Nm - 最大26 Nm)で締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
 
サイドキャップの取り外し
 
参考
説明をわかりやすくするために、図中のヘッドはエンジンブロックから取り外されています。
 
固定スクリュー(18)(1)を外し、バーチカルヘッド(10)のキャップ(2)を取り外します。
ホリゾンタルヘッド (11) にも、同様の作業を行います。
 
参考
キャップを取り外す際、カムシャフト(16) および(22)に取り付けられているキー(15)に注意してください。
カムシャフト(16)を保持しているキャップ(20)固定スクリュー(21)を緩めて外します。
カムシャフトを支持しているサイドキャップ (20) をヘッドから抜き取り、Oリングシール (19) も外します。
バルブカバーの取り外し
 
ABSバージョンの場合、エキゾースト側バーチカルヘッドのカバー(8)にはABSホース(A)サポートが固定されています。 スクリュー(B)ゆるめ、サポートを取り外します。
バルブカバー(8)を固定しているスクリュー(7)を緩めて外し、カバーをそのOリング(9)と共に取り外します。
バルブカバーの取り付け
バルブカバーを取り付ける際は、毎回Oリング(9)を新しいものと交換してください。
バルブカバー(8)をそのOリングシール(9)と一緒にヘッドに固定します。
スクリュー(7)を10Nmのトルク(最小9 Nm - 最大11 Nm)で締め付けます(セクションC3、エンジン締め付けトルク)。
ABSバージョンの場合、エキゾースト側バーチカルヘッドのカバー(8)にはABSホース(A)サポートが固定されています。 サポート(A)を取り付け、スクリュー(B)を10Nmのトルク(最小9 Nm - 最大11 Nm)で締め付けます(セクション 3 -3、エンジン締め付けトルク)。
 
 
カムシャフトの取り外し
 
参考
この作業は、ロッカーアームをヘッドに取り付けたままでも行うことができます。 説明をわかりやすくするため、図はオープニングロッカーアームとヘッドは取り外されています。
 
カムシャフトからキー (15) を取り外します。
参考
部品を損傷しないよう、カムシャフト (16) をしばらく回して、カムがロッカーアームに接触しない位置にします。
参考
ロッカーアームを取り付けた状態で作業を行うには、オープニングロッカーアーム(B)のクリップ(A)を取り外します。
ヘッドのカムシャフト(16)をマウントから抜き取ります。
ヘッドからオイルシール (3) を取り外します。
カムシャフトの点検
カムの作動面に傷や溝、波打った部分などがないことを確認します。 カムが摩耗すると、調整が不規則になり、エンジンパワーの低下を招きます。
2 本のセンターの間にカムシャフトを挟み、ダイヤルゲージで偏差を測定します。
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参考
実際の偏差は、ダイヤルゲージで測定された値の半分です。
カムシャフトには、次のようなマークが付いています。
O: ホリゾンタル
V: バーチカル
オイルシールの点検
エンジンの点検のたびに、オイルシールを交換してください。
適切なドリフトを使って、新しいオイルシールを正しい位置に取り付けます。
取り付けた後、オイルシールの縁にグリースを塗布します。 この作業は特に慎重に行ってください。
カムシャフトの取り付け
オイルシール(3)取り外している場合は、ヘッド右側に専用ドリフトを使用して取り付けます。
重要
ヘッドにバルブロッカーアーム(セクション9-4.4、ロッカーアーム、シム、バルブの取り付け)取り付けられている場合、カムシャフト(16)を取り付けるには、カムシャフトを数回回し、シャフトがロッカーアームに接触しないようにする必要があります。
カムシャフトを取り付ける前に、シャフトの刻印マークを確認します。 "V" はバーチカル、"O" はホリゾンタルを表します。
シャフトが潤滑された状態でエンジンが回転を始められるように、カムシャフトの取り付け位置にグラファイトオイルを塗布します。
ヘッドの左側からカムシャフト(16)を差し込みます。
外されている場合はオープニングロッかアーム(B)のクリップ(A)を取り付けます。
キー (15) とその取り付け位置を点検し、その後キーを取り付けます。
 
タイミングベルトおよびヘッドへのタイミングベルトローラーの取り付け
サイドキャップの取り付け
新しいOリングシール (19) に規定グリースを塗布し、サイドキャップ (20) に取り付けます。
ヘッドの左側にサイドキャップ (20) を取り付けます。
サイドキャップ(20)を規定ネジロック剤を塗布したスクリュー(21)で固定します。
スクリュー(21)を10Nmのトルク(最小9Nm - 最大10Nm)で締め付けます(セクションC3、エンジン締め付けトルク)。
参考
カムシャフト (16) に取り付けられているキー (15) に注意してください。
バーチカルヘッド(10)のキャップ(2)をヘッド左側に取り付け、固定スクリュー(1)(18)を取り付けます。
スクリュー(18)(1)を10Nmのトルク(最小9Nm - 最大11Nm)で締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
もう一つのヘッド(11)でも同じ作業を行います。
 
ヘッド上のタイミングベルトローラーおよびタイミングベルトの取り付け
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