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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
ギアセレクターレバーの取り外し
 
ジェネレーターカバーとフライホイール/ジェネレーターユニットの取り外し
ギアセレクターレバーユニット(21)を固定しているスクリュー(18)および(20)を外します。
スクリュー(18)(20)、およびスペーサー(19)を取り外し、コントロールシャフト、スプリング、およびプレートの付いたギアセレクターレバーを抜き取ります。
重要
ギアセレクターフォーク (14) について、セレクターと接触する部分の摩耗度合いを目視で点検します。
ギアセレクターレバーの取り外し
部品を交換する必要がある場合は、写真を参照してレバーを分解します。
ギアセレクターレバーの組み立て
取り外し作業でギアセレクターレバーを分解した場合は、スプリング (17) をシャフト (16) に取り付けます (写真を参照)。 エキセントリックピン (15) のスレッドのある先端にグリースを塗布し、ギアチェンジレバーの上側から取り付け、ナット (13) で固定します。 ナットをいっぱいに締めます。ここではまだ締め込みません。
ストッパープレート (23) にシャフト (16) を挿入し、ワッシャー (24) を取り付け、サークリップ (9) で固定します。
レバー (16) をストッパープレート (23) に対して正しく取り付けます。 ストッパープレートの両肩の中央にレバーのピンを揃えてください。 この位置は、ロックナット (13) を緩めてから、エキセントリックピン (15) で調整できます。
シャフト (16) とフォーク (14) の間にスプリング (10) を取り付けます。
これら組み立てたものをリング (12) で固定します。
スプリング (10) が図にあるように正しく取り付けられていることを確認してください。
ナット(13)を10Nmのトルク(最小9Nm - 最大11Nm)で締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
ギアストッパーとラチェットユニットの取り外し
 
キャップホルダースクリュー(5)を緩め、ガスケット(6)、スプリング(7)、およびギアボール(8)を取り出します。
クラッチ側クランクケースのスクリュー(3)を緩め、ラチェット(4)、ワッシャー(2)、およびスプリング(1)を取り外します。
キャップおよびギアストッパーラチェットの取り付け
ギアストッパーの固定スクリュー (3) にギアストッパーレバー (4) を図に従って取り付け、 ワッシャー (2) を鋭角側 (D) がクラッチ側のクランクケースおよびスプリング (1) の方に向くように、また、フック (A) と一緒にギアストッパーレバーに向くように取り付けます。 スプリングのフック (A) をギアストッパーレバー上に、図に示されているように取り付けます。
スクリューのネジ部にネジロック剤を塗布します。
スクリューをクランクケースに取り付けます。 スプリングの先端を、図に従って、クランクケースの所定の位置 (C) に合わせて取り付けます。 スクリュー(3)を18Nmのトルク(最小16Nm - 最大20Nm)で締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。 手でギアストッパーレバーを作動させ、正しき機能することを確認します。
ボール(8)、スプリング(7)、およびガスケット(6)に適量のグリースを塗布してから、ギアストッパーキャップ(5)に取り付け、キャップユニットをクランクケースに取り付けます。
キャップを30Nmのトルク(最小27Nm - 最大33Nm)で締め付け(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)、クランクケースにキャップユニットを取り付けます。
 
ギアセレクターレバーの取り付け
ギアのローラーの中央にギアチェンジドラムコントロールフォークを配置します。
チェーン側クランクケースにギアセレクターレバー一式(21)を配置します。
スペーサー(19)と共にスクリュー(18)(20)を差し込みます。
ギアチェンジレバー(または作業用レバー)とフロントスプロケットを一時的に取り付け、ギアをニュートラルに入れます。
ツール(部品番号:88713.3334)をギアチェンジパウルに配置します。
ツールの穴にエンジン(A)シャフトを通し、ツールのシャフトピン(B)をギアのパウルに手で押しながら右側(C)にはめ込み、ツールを配置します。
このポジションでまず、ギアセレクターレバー固定スクリュー(18)を36Nm(最小34Nm - 最大38Nm)、それからスクリュー(20)を16Nm(最小15Nm - 最大17Nm)で締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
ツールを取り外し、ギアチェンジドラム上のペグ(D)がギアチェンジパウル上の印し(E)にあるかを確認します。
ギアをニュートラルにして、シフトアップするときとシフトダウンするときでレバーのストロークが同じであることを確認します。 ギアを入れた状態でも同じになる必要があります。
フロントスプロケットを回しながら、ギアチェンジレバーを操作して、シフトアップおよびシフトダウンですべてのギアが正しく挿入されることを確認します。
ギアチェンジレバーを外します。
 
ジェネレーターカバーおよびフライホイール/ジェネレーターユニットの取り付け