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 Spare parts catalogue
 
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
外部構成部品の取り外し
 
参考
ここで説明する部品の取り外し作業は、クランクケースの交換や清掃を行う場合に必要になります。 元のクランクケースを再使用するときは、部品を取り外す必要はありません。
 
スクリュー(30)を外し、オイルブリーザーバルブ(10)をエンジンからOリング(11)と共に取り外します。 Oリング(11)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
2つのニップル(14)を緩めてクラッチクランクケースから外し、シール(8)を回収します。
オイルフィルターカートリッジを外します(セクション4-3、エンジンオイルとフィルターカートリッジの交換)。
オイルフィルターマウントのニップル(17)を緩めて外します。
クラッチクランクケースからメッシュフィルター(18)とシールをセクション4-3、エンジンオイルとフィルターカートリッジの交換の記載に従って取り外します。
シール(28)に気をつけながらキャップ(27)を外します。
エキゾーストキャップ(9)とシール(29)を取り外します。
ニュートラルスイッチ(19)とシール(20)を取り外します。
専用のツールを使って、ヘッドを固定しているスタッドボルト (12) を取り外します。
エンジンセンサー(34)を取り外すには、スクリュー(31)を緩めて外し、ワッシャー(32)を回収します。
クランクケース上のOリング(33)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
ブッシュ(36)を取り外し、シール(37)、スプリング(39)、およびボール(38)を回収します。
外部部品の取り付け
Oリングシール(11)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
オイルブリーザーバルブ(10)を潤滑したOリング(11)とともにエンジンブロックに取り付けます。
スクリュー(30)を10Nmのトルク(最小9Nm - 最大11Nm)で締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
ニップル(14)にシール(8)を挿入します。 規定ネジロック剤をキャップ(14)のスレッド部に塗布します。
ニップル(14)を32 Nmのトルク(最小29 Nm - 最大35 Nm)で締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
 
規定ネジロック剤をニップル(17)に塗布します。
オイルフィルターカートリッジサポートのニップル(17)を42Nmのトルク(最小38Nm - 最大46Nm)で締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
エキゾーストキャップ(9)をシール(29)と共に締め、スレッド部に規定ネジロック剤を塗布し、20Nm(最小18Nm - 最大22Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
ニュートラルスイッチ(19)およびシール(20)を取り付け、10Nm(最小9Nm - 最大11Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
キャップ(27)にネジロック剤を塗布し、シール(28)を取り付け、キャップを25Nm(最小22Nm - 最大28Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
メッシュフィルター(18)とシールをセクション4-3、エンジンオイルとフィルターカートリッジの交換の記載に従って取り付けます。
スタッドボルト(12)のスレッド部に規定ネジロック剤を塗布し、クランクケースに取り付け、30Nm(最小28Nm - 最大32Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。 作業には図示のツールを使用します。
クランクケース上にOリング(33)が取り付けられていることを確認してください。
エンジンセンサー(34)をクランクケースの所定の位置に取り付けます。
スクリュー(31)をワッシャー(32)と共に取り付け、スクリューを10Nm(最小9Nm - 最大11Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
エンジンセンサー(34)とタイミングギア(2)間の距離をシムを使って点検します。 測定値は0.60.8mmでなければなりません。
取り外されている場合は、ドエル(35)に規定ネジロック剤を塗布し、15Nm(最小13Nm - 最大17Nm)
のトルクで締め付け(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)、サービスキャップ(15)にシール(16)を取り付けます。 シールは鋭角面をクラッチ側クランクケースへ向けて配置します。 キャップ(15)のスレッド部に規定ネジロック剤を塗布し、クランクケースに取り付け、15Nm(最小13Nm - 最大17Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
クランクケースにボール(38)、スプリング(39)を取り付け、ブッシュ(36)をシール(37)と共に締め、10Nm(最小9Nm - 最大11Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。
 
タイミングシャフトギアの取り外し
 
トランスミッションギアセット(2)のドライブギア(A)を抜き取ります。
トランスミッションギア固定ナット(4)の安全ワッシャー(3)をまっすぐにします。
穴の1つにピンを差し込み、トランスミッションギアを固定し、固定ナット(4)を緩めて外します。
ナット(4)、ワッシャー(3)、タイミングドリブンギア(B)を抜き取ります。
タイミングシャフトギアの取り付け
取り付け作業の前に、タイミングギア (2) の摩耗状態を点検し、必要に応じて交換します。
重要
2 つのタイミングギア(2) は、必ずセットで交換してください。
タイミングレイシャフトのキー(1)、およびクランクシャフトのキー(5)があることを点検します。
取り付け作業は、取り外し作業と逆の手順で行います。
重要
取り付け作業の最後に、ワッシャー(3)をナット(4)の方に曲げ、ナットが緩まないようにします。
 
スターターアイドルギアの取り外し
 
サークリップ(25)とワッシャー(24)を取り外します。
スタータートランスミッションギア(23)とシムワッシャー(22)を抜き取ります。
トランスミッションシャフト固定スクリュー(26)を緩めて外し、シャフトピン(21)を取り外します。
スターターアイドルギアの取り付け
取り付け作業は、取り外し作業と逆の手順で行います。
参考
スクリュー(26)にネジロック剤を塗布し、10Nm(最小9Nm - 最大11Nm)のトルクで締め付けます(セクション3-3、エンジン締め付けトルク)。